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【08.11.04】赤旗と中日、朝日の三紙がそろって国保問題を取り上げている
国保証の取り上げをしていない市町村が551もある
「早起きは三文の得」というけれどその通りで、早朝配達の日は新聞をじっくりと読むことができます。
今朝も赤旗と中日、朝日の三紙に目を通しましたが、三紙がそろって取り上げているのが国保の資格証発行(保険証の取り上げ)問題です。
赤旗は厚生労働省の資料から国保証の取り上げをしていない市町村が全体の3割に当たる551もあることを明らかにしています。
これまでの市民の運動や共産党議員の議会での追及などにより市町村の姿勢を変えさせてきたことを示しています。
また、中日新聞と朝日新聞はそれぞれ社説で取り上げ、中日は「国保滞納 子どもには責任がない」と題し、朝日は「保険証取り上げ 払えぬ人に適切な減免を」と題した記事を載せています。
市に再度、「保険証の取り上げはするな」と迫っていきたい
例えば中日は「懸念されるのは、こうした子どもたちまで、親の滞納のあおりを受け、必要な医療を受ける機会が制約されることだ。」とし、「子どもに責任がない以上、市町村任せにするのではなく、全国一律の基準を設けて子どもの医療を確保すべきだ。必要な財源として税の投入も検討する必要がある。」と書いています。
一方、朝日は「問題は『払いたくても払えない人』がいることだ。」とし、「保険料を払えない世帯には支払いを減免する制度をきちんと機能させることが、本質的な解決ではなかろうか。」と書いています。
先日もNHKからこの問題で取材がありましたが、厚生労働省が「無保険の子」の問題についての調査結果を発表して以降、マスコミでの取り上げ方が大きく変化しています。
長年、この問題に関わり保険証の取り上げをしないように追及してきたものとしては、やっと実態がわかり問題があることを認識し始めたのかという思いです。
この機会に市に再度、「保険証の取り上げはするな」と迫っていきたいと思います。
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